昔から三原ミツカズ先生の作品が大好きで、20年くらい前は自分の描くイラストや漫画は特に色濃く影響を受けていました。
そんな敬愛する三原先生の漫画は保存用、布教用など理由をつけ同じコミックスをつい何冊も買ってしまいます。
↓中でも毒姫は特に好きすぎて3冊ずつ揃ってました。
しかしながら近年、毒姫の愛蔵版コミックスが発刊されたこともあり、とうとう同じ漫画が4冊に。
これはさすがに持ちすぎだなと考え、仕事でお世話になっている知人とゴスロリ系の服や世界観が好きな友人に譲りました。
後日、読後の感想が聞けたのですが洋服がとてもお洒落で素敵なんだけど、内容が暗いね、、、、という反応でした。
もしかして救いのないバッドエンドな作風が好きなのは、ウワバミの明るさだけで中身は根暗人間という私のようなタイプだけなんだろうか。
そういえば映画のジョーカーを見に親友庵野さんを誘ったときも、救いがなさすぎるよ、、という反応でした。
思えば彼女たちは皆、明るい素敵な人たちだ。
妙に納得。
けれどもダークな作風の持つ求心力たるや侮れないのも確かで、深淵を覗くものは云々とはほんとに良くいったものだなと。
毒姫の続編ではほんの少しだけ望みがあってよかった。